公開学術シンポジウム
第28回「神道と行法―神と人とを結ぶ「行」のありかたをめぐって」

開催趣旨
日本では今もなお、多くの教団や民間の職能者たちによって多様な宗教的修行が実践され続けている。しかし、修行に関する研究はかって岸本英夫氏がその重要性を強調しながらも本格的な検討はなされてこないまま今日に至っている。しかし、近年、神道をめぐる修行や祈祷の方法である「行法」の問題をめぐって、若手研究者たちによって漸く研究の端緒が切り開かれつつある。
本シンポジウムでは、主に神道における「行法」の存在に着目し、行法が作り出す宗教的な体験も意識しながらも、むしろ、それがどのように宗教的な思想や組織形成に関わってゆくかに重点を置きながら考察してゆく。そのうえで、既存の修行論を超えた、新しい修行研究の方向性の模索を試みてゆきたい。
基調講演
津城寛文 氏(筑波大学名誉教授)
研究報告
田井健治 氏(結城神社権禰宜・本学非常勤講師)
新田惠三 氏(本学文学部神道学科助手・本学研究開発推進センター神道研究所共同研究員)
並木英子 氏(国際基督教大学非常勤講師・キリスト教と文化研究所研究所員)
司会
中山 郁 氏(本学文学部神道学科教授・本学研究開発推進センター神道研究所共同研究員)
日時
令和4年12月17日(土)13時~17時
会場
皇學館大学 佐川記念神道博物館講義室
※参加方法によって、問い合わせ先、申込み先が異なります。
【対面型お問合せ先・申込み】
〒516-8555
三重県伊勢市神田久志本町1704番地
皇學館大学研究開発推進センター
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神道研究所第4部門
E-mail:k-nakayama@kogakkan-u.ac.jp
(第4部門代表者:中山郁)