公開学術シンポジウム
第21回「古代の祭祀と伊勢神宮」
伊勢神宮は、平成25年に斎行された第62回神宮式年遷宮が契機となって、国民的な関心を集めている。今こそ、連綿と継承されてきた神宮祭祀について、再検討を行う好機と言えよう。皇學館大学研究開発推進センター神道研究所(センター長:文学部教授岡野友彦)では、「皇室祭祀の研究」と「神宮祭祀の研究」を総合研究に掲げている。これら2つのテーマを追究する上で、古代律令国家が目指した祭祀のあり方と伊勢神宮の位置づけを検討することは避けて通れない。そこで、公開学術シンポジウムとして、律令国家と伊勢神宮の祭祀を再検討する場を設けることで、第一線の研究者による最先端の研究成果を社会に還元し、学界・地域・神社界に貢献したいと考える。神宮に継承されてきた学問と伝統を基盤に、我が国の歴史や文化と深く結びついた祭祀や行事を考察し、古代における朝廷・神宮の実像の一端を明らかにしたい。本研究所では、平成18年度に『伊勢神宮史研究の現状と課題』と題したシンポジウムを開催している。それから約8年の歳月を経た現在、最新研究の現状と課題が如何なる様相を呈しているのか、大いに着目すべきシンポジウムとなろう。(聴講無料、事前申込不要)
パネリスト
岡田莊司氏(國學院大學神道文化学部教授)
加茂正典氏(本学文学部教授・同研究開発推進センター共同研究員)
藤森馨氏(国士舘大学文学部教授)
斎藤英喜氏(佛教大学歴史学部教授)
コメンテーター
岡田登氏(本学文学部教授・同研究開発推進センター共同研究員)
企画・司会・コメント
山口剛史氏(本学研究開発推進センター助教)
日時
平成26年7月26日(土)13:00~17:00
会場
皇學館大学431教室(神道博物館講義室から変更)
お問い合わせ先
〒516-8555 三重県伊勢市神田久志本町1704番地
皇學館大学研究開発推進センター神道研究所(事務室)
TEL:0596-22-6469
FAX:0596-22-6463
E-mail:sken@kogakkan-u.ac.jp