特別・企画展示

【終了しました】ミニ展覧会「皇學館大学祭 倉陵祭の記憶」「宇治橋と人々 ~伊勢参宮名所図会からの成り立ち~」

神道博物館 ミニ展覧会

 「皇學館大学祭 倉陵祭の記憶」

 「宇治橋と人々 ~伊勢参宮名所図会からの成り立ち~

 

皇學館大学の学芸員課程を履修している4年生が、企画・展示しています。

2週間交代で2つずつ、合計4週間4つのミニ展示を開催します。

短い期間ではございますが、学生たちが丹精込めて作り上げた展覧会を、ぜひご観覧くださいませ。

 

「皇學館大学祭 倉陵祭の記憶」

 倉陵祭は、皇學館大学で毎年開催されている大学祭であり、戦後の再興依頼、60年間途絶えることなく続いてきた伝統行事の一つです。しかし、近年では新型コロナウイルス感染症の影響により中止を余儀なくされ、令和3年には倉陵祭存続の危機を脱するためにオンラインでの開催を試みましたが、その本来の姿は学生の記憶からも失われつつあります。

 令和5年5月から新型コロナウイルスが5類感染症に引き下げられ、皇學館大学においても徐々にコロナ禍以前の体制に戻りつつあります。本展示では、これまでの倉陵祭の活気ある姿、その記憶をご紹介することで、これからの倉陵祭を形づくるきっかけの一つになると幸いです。

 

「宇治橋と人々 ~伊勢参宮名所図会からの成り立ち~」

 江戸時代に到来した伊勢参宮ブームに伴い、参宮に向かうたくさんの人々のために、現代で言うガイドブックが数多く出版されました。その一つが、寛政9年(1797)に刊行された『伊勢参宮名所図会』です。

 『伊勢参宮名所図会』には京都から伊勢に至る各地名所のほか、伊勢に向かう参宮者や名所に関わる物語や歴史が生き生きと描かれており、当時の参宮の様子だけでなく、人々の歴史の捉え方をも垣間見ることが出来ます。本企画展は、そんな『伊勢参宮名所図会』に描かれる参宮の様相を主軸に江戸時代と現代の参宮を比較し、理解を深めていただくことを目的とします。

 

 

 

 会場     皇學館大学 佐川記念神道博物館  小原家文庫ギャラリー

 開催期間   令和5年6月30日(金)~ 7月12日(水)

 休館日    土曜日午後 / 日曜日 / その他(開館予定にてご確認ください)

 開館時間   平日 9時30分~16時30分  ※入館:16時迄

       土曜日 9時30分~12時30分  ※入館:12時迄

 入館料    無料

 

皆様のご来館をお待ちしております。