主な収蔵資料

所蔵図書・史料

 国史学関係の図書・史料・調査報告・学術雑誌を中心に、約2万冊の蔵書を有しています。特に、史料編纂所独自の所蔵図書及び史料としては、正倉院文書写真版の大日本古文書対応編年整理版、六国史や律令格式の古写本の写真版ないしはマイクロフィルム、「福富家文書」・「外宮御師福島御塩焼大夫文書」・「鈴木敏雄氏遺稿・旧蔵資料」・「北岡四郎氏旧蔵文書」(志摩国関係近世文書)・「常勝寺文書」(山田上中之郷町〈現、伊勢市常盤町〉に明治2年まで存在した寺院関係の近世以降の文書・絵図など)・「石村吉甫氏旧蔵資料」(神祇関係典籍類)・「佐野大和氏旧蔵図書」(考古学関係図書・抜刷他)などがあります。
 また、このほか、敷田年治関係文書・香川敬三関係文書などの寄託・借用をうけています。さらに、平田耿二氏寄贈の「日本古代・中世史論文複写版」(明治元年~平成10年までの約15,000点)があり、本編纂所においてパソコンによる検索と、閲覧が可能です。

野津本 北条系図・大友系図(福富家文書)

 豊後国(現在の大分県)の野津院で嘉元二年(1304)に写されたとされる古系図。大友家当主の妹が鎌倉北条氏に嫁していた関係から、前半が北条氏の系図となっています。

野津本 北条系図・大友系図(福富家文書)

豊臣秀吉朱印状(福富家文書)

 豊臣秀吉が豊後の大友義統に宛てた朱印状で、天正十八年(1590)に小田原北条氏の山中城(静岡県三島市)を攻めたときの戦況を報告しています。

豊臣秀吉朱印状(福富家文書)

徳川家康御内書(福富家文書)

 徳川家康が大友家の家臣・柴田佐渡守に宛てた書状で、贈り物の礼を述べ、慶長五年(1600)の会津攻めについて触れています。

徳川家康御内書(福富家文書)

志摩国鳥羽城絵図(北岡資料)

 天保九年(1838)に描かれた鳥羽城の絵図。石垣・堀の修復に関して、鳥羽藩稲垣家から幕府に申請した絵図の写。

志摩国鳥羽城絵図(北岡資料)

図書及び史・資料の閲覧

 図書については、皇學館大学ホームページから皇學館大学図書館蔵書で検索ができます。図書の閲覧は、特に申し出があった場合にかぎり、便宜をはかります。ただし、史・資料の閲覧については、事前に閲覧を希望する史・資料、来所の日時を記した許可願い(書式は任意)をセンター長あてに提出する必要があります。
 なお、閲覧時間は、祝祭日をのぞいては、午前9時30分~12時、午後1時~4時(土曜日は午前中のみ)。